ブックメーカーの仕組み!スポーツベッティングとは?

ブックメーカーの仕組み!スポーツベッティングとは?

ここ数年多くのブックメーカーサイトが日本語に対応するようになりました。しかしいまいちブックメーカーの仕組みやスポーツベッティングの方法が分からず、登録する勇気が湧いてこないという方も少なくないはずです。

そこでこの記事では、ブックメーカーの仕組みやスポーツベッティングについて詳しく解説します。

かじの先生
「ブックメーカーを利用してみたい」と考えている方は、是非参考にしてください。

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ブックメーカーサイトの運営の仕組みを解説

スポーツベッティングができるブックメーカーサイト

そもそもブックメーカーとはどのようなサイトなのか、運営の仕組みについて解説します。

ブックメーカーサイトは海外の企業により運営

ブックメーカーサイトを運営しているのは海外の企業です。日本の法人が運営しているブックメーカーはありません。この点は非常に重要で、日本国内に運営拠点がないからこそ、日本人がブックメーカーを利用しても違法性を問われないのです。

逆に、仮に日本国内に拠点を置くブックメーカーの運営会社があるとすると、そのブックメーカーを利用することは違法に当たります。

ブックメーカーを運営している企業の中には、海外の証券取引所で上場を果たしているような社会的信頼性も高い企業もあります。具体的にはウィリアムヒルスポーツなどの運営会社が上々企業です。

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ブックメーカーはギャンブルサイトの運営に必要なカジノライセンスを取得

ブックメーカーのサイト運営に必要なカジノライセンス

ブックメーカーサイトを合法的に運営するためには、ギャンブルが法的に認可されている国におけるカジノライセンスを取得する必要があります。ライセンス発行国として有名なのがオランダ領キュラソー島やマルタ共和国、ジブラルタルです。

ライセンスをしっかりと取得していれば、合法的に運営されていると判断することができます。ライセンスの取得は簡単ではなく、運営体制が整っているか、高額の支払いにスムーズに対応できる財力があるかなど様々な点が審査されます。

良く名前を聞くような有名なブックメーカーはもれなくライセンスを取得していますが、一部ライセンス未承認で違法な運営をしているブックメーカーもないわけではありません。

利用するブックメーカーを選ぶ際は、公式サイトからきっちりとライセンス情報をチェックして、信頼できる仕組みであるか確かめましょう。

ブックメーカーのライセンス情報

基本的にブックメーカーサイトの一番下あたりにライセンス情報は記載されています。

ブックメーカーのサイトではスポーツベッティングができる

ブックメーカーサイトはスポーツベッティングを売り物にしている業者です。スポーツベッティングとはスポーツの試合結果を予想するギャンブルのことで、日本でも競馬やtotoなど似たような公営ギャンブルがありますね。

ブックメーカーサイトで賭けられるスポーツ

ブックメーカー各社は、世界中の幅広い国や地域、さらに様々な種目がスポーツベッティングの賭け対象となっています。単に試合結果を予想するだけではなく、試合の経過についても賭けを行えることがブックメーカーにおけるスポーツベッティングの大きな魅力です。

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ブックメーカーサイトの収益の仕組みを解説

続いてブックメーカーのサイト運営を成り立たせるための収益の仕組みについて解説します。

ブックメーカーの還元率は約95%で他の公営ギャンブルより高い

前提知識としてブックメーカーの還元率を知っておきましょう。ブックメーカーの還元率はおよそ95%と言われており他の公営ギャンブルと比較して、非常に高い数値です。

還元率は高ければ高いほど稼ぎやすいため、ブックメーカーはユーザーに有利なギャンブルと言えます。

なお還元率95%とは、ベットされた合計金額の95%分をプレイヤーへの払い戻しに使うということです。例えば全プレイヤーが合計で1億円の賭けを行った場合には、賞金として合計9500万円が払い戻されます。

控除率の5%がブックメーカー胴元の収益になるという仕組み

還元率の対義語は「控除率」と言い、控除率分がブックメーカー側の収益となる仕組みです。全プレイヤーがベットを行った金額のうち5%分が胴元の収益ということです。仮に合計1億円のベットが行われた場合、胴元には500万円が残ることになります。

ブックメーカーが収益の増加を目指して行える施策は以下の2つです。

  • 還元率を下げて胴元の取り分を多くする
  • 集客を行い、プレイヤー人口を増大させる

還元率を下げるのは短期的に成果が上がる可能性がありますが、当然プレイヤーは別のブックメーカーに流出するため、長期的に見ると収益の縮小に繋がるでしょう。

そのためブックメーカー各社は様々なプロモーションボーナスなどを用意して、新規プレイヤーの歓迎を行い、プレイヤー人口の増加に努めているのです。

ブックメーカー各社のプロモーションボーナス

日本ではギャンブル合法化の動きも進んでいるため、今後はブックメーカー各社によるプレイヤー獲得競争がより熾烈になってくるでしょう。プレイヤーとしては有利なオッズやお得なボーナスという恩恵を受けられるようになるため、非常に喜ばしいことですね。

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ブックメーカーの控除率が低くてもサイト運営が成り立つ仕組み

日本の公営ギャンブルは基本的に20~30%程度の控除率を設定しています。宝くじに至っては控除率が50%以上です。しかしブックメーカーはわずか5%の控除率でサイト運営を成り立たせるような仕組みを設けています。

「それだけ控除率が低いと、流石に運営的に厳しくないの?」と疑問を持ちたくなりますよね。しかしブックメーカーはオンラインで運営されているため、以下のような経費がほとんどかかりません。

  • 人件費
  • ベットチケットの購入や払い出しにかかるコスト
  • 店舗運営にかかるコスト(店舗家賃、固定資産税、水道光熱費など)

さすがにゼロコストではないものの、オンラインという運営業態である以上は運営コストが小さく済む仕組みになっているのです。

ブックメーカーのスポーツベッティングにおけるオッズの仕組み

ブックメーカーで稼ぎたいと考えている方は、スポーツベッティングのオッズについての理解が不可欠です。オッズを知らない人は絶対にブックメーカーで稼げません。具体的にオッズの仕組みについて、解説していきます。

ブックメーカーのオッズの見方と仕組み

ブックメーカーの最も簡単なオッズの仕組みとして「オッズと的中率は負の相関にある」ということを抑えておきましょう。つまり

  • オッズが高い→的中率は低い
  • オッズが低い→的中率が高い

ということです。

川崎フロンターレとブラウブリッツ秋田のブックメーカーでのオッズ

例えば川崎フロンターレとブラウブリッツ秋田の試合で言えば、川崎フロンターレ勝利の確率が高く、ブラウブリッツ秋田勝利の可能性が低いということです。

ブックメーカーでは予想が的中した場合、賭け金額にオッズを掛け合わせた払い戻しを受けることができます。例えば上記の「川崎フロンターレVSブラウブリッツ秋田」に1万円賭けた場合、結果ごとの払い戻し金額は以下の通りです。

試合結果オッズ払い戻し金額
川崎勝利1.14倍1万1400円
引き分け7.50倍7万5000円
秋田勝利10.75倍10万7500円

着実に稼ぎたいなら低いオッズ、一獲千金を狙いたいなら高いオッズというように、自分のプレイ状況に応じてうまくオッズを使いこなす必要があります。

ブックメーカーのオッズは試合の状況で常時変動する

ブックメーカーのオッズは一定ではなく、投票状況や試合の状況などに応じて常時変動しています。しかし払い戻しに際して使われるオッズは自分がベットした時の数値です。

例えばオッズ2倍の時にベットを行い、最終オッズが3倍になっていたとしても、払い戻しは2倍分しか受けられません。

逆に最終オッズが1.3倍などかなり低いオッズになっても、2倍の払い戻しを受けることができます。そのためどちらが得とも損とも言い切れませんね。

なお、オッズはブックメーカーサイトによっても大勢は同じですが、細かい数値は異なります。2020年12月27日に開催されるサッカー天皇杯準決勝「ガンバ大阪VS徳島ヴォルティス」では各社以下のようにオッズが設定されていました。

ブックメーカーガンバ大阪勝利引き分け徳島ヴォルティス勝利
NetBet1.71倍3.75倍4.15倍
10bet1.66倍3.60倍4.30倍
カジ旅スポーツ1.68倍3.60倍4.35倍
スポーツベットアイオー1.76倍3.65倍4.40倍

どのブックメーカーで賭けるにしてもリスクは全く同じなので、よりオッズが高いサイトで賭けるのが有利です。

各試合のオッズを設定しているのはオッズコンパイラーという専門職

同じ事象でもオッズによりバラつきが生じるのは、各試合のオッズをオッズコンパイラーというブックメーカー運営側の専門職が設定しているためです。

オッズコンパイラーは過去のデータや直近の成績、そしてベット状況などに応じて、最終的に還元率が95%程度に収まるようなオッズを設定しています。

ブックメーカーが安定的に収益を上げていくためには、オッズコンパイラーによる適切なオッズ設定が不可欠です。そのためブックメーカーの運営に関わる職種の中でも、特に生命線となる存在として高度な知識や直観力、経験などが重視されています。

ブックメーカーで知っておくべき賭け方の仕組みを解説

ブックメーカーで知っておくべき賭け方の仕組み

最後にブックメーカーの仕組みとして、ユーザーが実際にスポーツベッティングをする上で知っておきたい賭け方の仕組みを解説します。賭け式は主に以下の4種類です。それぞれ詳しく解説します。

ブックメーカーの賭け方①大会の最終結果予想

ブックメーカーにおける大会の優勝予想の賭け方は、サッカーワールドカップや野球のWBC、オリンピックなど世界的な大会や各国のリーグ戦などにおいて実施されます。

賭けてから実際に結果が確定するまでにはかなり長い時間を要するため、長期戦必至のベッティングです。当然強豪チームや優勝候補筆頭のオッズは低めですが、それでも5倍程度のオッズにはなります。

ちなみに2015/2016年シーズンのイングランド・プレミアリーグでは、大躍進を見せたレスターシティのオッズはウィリアムヒルスポーツにおいて5001倍に設定されていました。

プレミアリーグにはマンチェスターユナイテッド、マンチェスターシティ、チェルシー、リヴァプール、アーセナルといった強豪がひしめく中で、降格候補だったレスターシティが優勝するとは誰も考えていなかったのですね。

2018年のサッカーワールドカップにおいても、惜しくも準優勝に終わったクロアチアがもし優勝していれば、数百倍のオッズになっていたと言われています。

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ブックメーカーの賭け方②試合の結果予想

ブックメーカーにおいて最も一般的な賭け方が試合結果予想です。賭け方は勝者を予想するだけではありません。ほかにも以下のような賭け方があります。

  • 合計何ゴールが入るか
  • 正確なスコア
  • 何点差がつくか
  • 先制ゴールを奪うのはどちらか
  • ハンディキャップ込みの勝敗予想

わずか1試合だけでも、幅広い賭け方を楽しむことができます。

ブックメーカーの賭け方③リアルタイムベット(試合の展開を予想)

ブックメーカーのリアルタイムベット(インプレーベット)は今まさに行われている試合の次の展開に賭ける賭け方です。賭けたら数分後には結果が確定しているということもあり、どんどん賭けを行えるということでユーザーからも高い人気を得ています。

188betなど一部のブックメーカーでは、試合の映像をストリーミング視聴しながら賭けを行うこともできます。テキスト情報だけでは得られない情報も得ることができるため、かなり高い的中率になるでしょう。

ブックメーカーの賭け方④キャッシュアウト(試合経過で利益確定や損切りをする)

キャッシュアウトはブックメーカーで安定的に稼ぎたいならば、マストで使いこなせるようになるべき賭け方です。

ブックメーカーの試合で利益確定や損切りが可能なキャッシュアウト機能

キャッシュアウトとは簡単に言うと、賭けの結果が確定する前に利益確定をしたり損切りをしたりする機能のことを指します。

キャッシュアウトとは、賭けをキャンセルして、賭け金を払い戻してもらう機能のことを言います。この機能によって利益を早く確定させることができたり、損失を防ぐことができたりします。

引用元:チェリーカジノ | スポーツブックメーカー

例えば「Vファーレン長崎VSヴァンフォーレ甲府」の試合において、オッズ1.7の「Vファーレン長崎勝利」に賭けていたとしましょう。

実際に試合が始まるとVファーレン長崎が先制ゴールを上げました。すると当然Vファーレン長崎勝利の可能性が高まるため、オッズは低下します。このタイミングでキャッシュアウトをすれば、ベット額に少し利益が上乗せされた形で払い戻しを受けることができます。

逆に「もう勝ち目がない」という場合の損切り機能としても有効です。賭けが外れてしまうと一切払い戻しを受けられませんが、損切りをしておけば一部資金の返金を受けることができます。

キャッシュアウトをうまく使いこなせるようになれば、損失を最小限に抑えつつ、着実に利益を上乗せできるようになるため、是非習得しておいてください。

なお、ボーナス保有時にはキャッシュアウトが禁じられていることが多いので、その点は注意をしましょう。

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