このページでココモ法を分割するルーレット戦略を詳しくご説明します。
オンラインカジノのルーレット戦略のひとつに、ココモ法があります。ココモ法は累積した損失を1回だけ勝てばすべて回収したうえで利益を出せるルーレット戦略です。その方法と課題、そしてココモ法の攻略法を説明します。
ルーレット戦略 | ||
1点賭け戦略 | ココモ法 | モンテカルロ法 |
ダランベール法 | 両建て法 | マーチンゲール法 |
10ユニット法 | 順張り戦略 | 31システム |
フィボナッチ数列法 |
ルーレット戦略 ココモ法は3倍配当の賭けで実行する

オンラインカジノのルーレットには配当倍率の異なるさまざまな賭け方があります。赤と黒のどちらかに賭ける2倍配当や、どれかひとつのポケットに賭ける36倍配当のストレート・アップなどです。
ルーレット戦略のココモ法とは、3倍配当となる賭け方で運用するルーレット戦略です。
ダズンベットは1から12、13から24、25から36の数字がまとまっている3つのボックスのいずれかに賭けます。
どちらも当たれば賭け金は3倍になって返ってくるので、利益は賭け金の2倍です。ココモ法はカラムベットとダズンベットのどちらの賭け方をしても構いません。3倍の配当を得た時点で、それまで連敗で蓄積した損失すべてを回収できるシステムです。
ココモ法は「3倍配当のゲーム」つまり「ダズンベット」や「カラムベット」等で利用する攻略方法。
ルーレット戦略 ココモ法で稼ぐ実践方法
オンラインカジノにおけるルーレットでのココモ法戦略についてご説明します。
ココモ法は当たりが出るまでひたすら賭け続ける

ココモ法はマーチンゲール法と同じく、1回の当たりが出るまで賭け続けるのがルールです。つまり連敗して損失が膨らんできても、最後の当たりで累積した損失すべてを回収する仕組みになっています。
さらにマーチンゲール法と違うのは、外れが続いた回数が多くなるほど利益も大きくなるということです。マーチンゲール法はどれだけ連敗しても、最後の当たりが出た時点で受け取る利益は最初の賭け金と同額となります。
つまりマーチンゲール法は投じた賭け金の総額がかなりの金額になっても、最後に受け取る利益は最初の賭け金と同額になるということです。
対してココモ法の場合には、賭け金の総額に応じた利益を得られるので、投じた時間と資金に対するリターンをしっかりと確保できるのが特徴となるルーレット戦略になります。
他のルーレットにおける戦略と同様に、ココモ法も当たりが出るまで賭ける場所は変えません。どこに賭けるのかは、ルーレットの出目のデータをチェックしながら決めます。
ルーレットでベットする場所を決める

3倍配当は理論上は当たる確率が3分の1となっています。ココモ法も3回に1回の割合で当たりが出れば、申し分のないルーレット戦略となります。
しかし、実際のルーレットは出目には偏りがありますし、ダズンベットもカラムベットも、3箇所のうちのいずれかに当たりが多く出て、逆になかなか当たらないところが出るといった状況が発生します。
※出目:どのポケットにボールが落ちるか
そこで、どこにベットするのかもシステム運用の上では重要な要素となります。できる限り連敗の回数を少なくして、破綻リスクを回避するためです。
ルーレットは台によってクセがあるので、いきなりプレイせずにまずは様子を見ておきましょう。
オンラインカジノは出目の履歴データが表示されるので、ダズンベットもカラムベットも、3箇所の当たりが出た割合を%表示しています。
この数字が33.3%より少なければ、本来の確率よりも当たりが出る回数が少ないことを意味します。確率的には試行回数が増えると当たりが出る確率は33.3%に近づいていくものです。3箇所の数字をチェックして、その変化の様子を見ておきましょう。
もし33.3%よりも少ないところが次第に33.3%に近づき、逆に多いところは数字が減少して33.3%に近づいていれば、そのルーレット台は偏りが少ないと判断できます。それが確認できたら、%の数字が少ない場所を選んでベットすればよいでしょう。
何セットかココモ法を実行しているうちに33.3%に近づいてきたら、ベットする場所を変えます。
他の2箇所のうち、33.3%よりも少ない場所で、なおかつその数字が徐々に増えていることを確認したら、そこにベットするようにします。
賭け金は直近とその前の賭け金を足した額で
ココモ法では、連続して外れが続く中で賭け金を増やしていきます。
賭け金の増やし方は、最後に賭けた金額とその前に賭けた金額を足した額になります。
例えば、最初に1ドルを賭けて外れたとします。2回目の賭け金はこの1ドルとその前に賭けた金額の合計ですが、その前は賭けていないので0ドルとして計算し、合計1ドルを賭けます。
この2回目も外れたら、前回と前々回の合計、つまり「1+1=2ドル」を3回目に賭けることになります。最後に当たれば賭け金の倍の利益が出るので、12回目までどのようになるのかを記載します。
ベット回数 | 賭け金 | 累計賭け金 | 損益 | 累計損益 | 利益率 |
---|---|---|---|---|---|
1回目 | 1ドル | 1ドル | +2ドル | +2ドル | 200% |
2回目 | 1ドル | 2ドル | +2ドル | +1ドル | 50% |
3回目 | 2ドル | 4ドル | +4ドル | +2ドル | 50% |
4回目 | 3ドル | 7ドル | +6ドル | +2ドル | 8.6% |
5回目 | 5ドル | 12ドル | +10ドル | +3ドル | 25% |
6回目 | 8ドル | 20ドル | +16ドル | +4ドル | 20% |
7回目 | 13ドル | 33ドル | +26ドル | +6ドル | 18.2% |
8回目 | 21ドル | 54ドル | +42ドル | +9ドル | 16.7% |
9回目 | 34ドル | 88ドル | +68ドル | +14ドル | 15.9% |
10回目 | 55ドル | 143ドル | +110ドル | +22ドル | 15.4% |
11回目 | 89ドル | 232ドル | +178ドル | +35ドル | 15.1% |
12回目 | 144ドル | 376ドル | +288ドル | +56ドル | 14.9% |
このように11回連続で外れると、12回目には最初の賭け金の100倍を超えますが、賭け金の総額はさほど増えていないことがわかります。
対して利益率ですが、徐々に減少しているとはいえ15%ほどを確保できているので、ルーレット戦略として悪くない成績です。
【ココモ法 ルーレット戦略】わずかな確率でも破綻しないシステムが必要

オンラインカジノにおけるルーレットでは、たとえば20連敗ということもわずかな確率ですがあります。特に3倍配当は当たる確率が3分の1なので、連敗が長引いてなかなか当たらないということもあります。
ここでは、ココモ法の欠点について説明しています。よく読んでおいてくださいね。
このわずかな確率という点については注意が必要です。ルーレットの戦略においては、わずか1%の確率であっても破綻するようなシステムでは意味がありません。
例え、100回に1度でも、あるいは1,000回に1度であっても、資金を大きく減少させるような損失を出してしまうと、その後のパフォーマンスに大きな影響を与えてしまうからです。
ルーレットはもちろんですが、オンラインカジノの戦略により生み出した利益は複利で増やしていきます。つまり手持ちの資金が少なくなってしまうと、資金の増加率が大きく低下してしまうということです。
ココモ法の場合、最初の1ドルは17回目で1,597ドルとなり1,000ドルを超えます。そしてオンラインカジノのルーレットでは、テーブルリミットはミニマムベットの1,000倍としているところが多くあります。
※テーブルリミット:賭け金の下限と上限
※ミニマムベット:最低賭け金
つまり大抵のルーレット台では、ココモ法は16回目で当たりが出なければ積み上がった損失は回収できなくなるということです。16回目の時点での賭け金の総額は2,583ドルです。最後に外れると2,583ドルの損失が確定します。
ルーレット戦略 ココモ法の攻略法
テーブルリミットがミニマムベットの1,000倍となるテーブルでココモ法を実行するとなると、16回目までには当たりを出さなければなりません。そのためのルーレットの戦略を説明します。
ココモ法を分割するルーレット戦略

ココモ法はまるで1本道のフローチャートのようなシステムで賭けを続ける仕組みとなっています。当たりが出るまでひたすら賭け金を増やし、当たりが出れば連敗による損失を回収したうえで利益を出すという形です。
この1本道のココモ法をいくつかに分割するルーレットの戦略があります。
例えば、8回目の賭けでも外れて9回目の賭けを実行する状態であるとします。通常であれば、次のようになります。最初の賭け金は1ドルであるとします。
7回目:13ドル、8回目:21ドル、9回目:34ドル
本来は8回目の21ドルから賭け金は34ドルに増えますが、7回目と8回目の賭け金を次のように分割します。
7回目:9ドル+4ドル、8回目:13ドル+8ドル
すると9回目の賭け金は22ドルと12ドルに分割できます。このように分割して賭けても、ともに当たりが出ると1回で賭けた時と同じ利益を得ることになります。
8回目は、最初の22ドルを賭けます。
ココモ法を分割するメリット

ココモ法を分割することで、賭け金の増加率を下げることができます。本来は8回目の21ドルから9回目は一気に34ドルまで増えていますが、分割することにより22ドルだけ賭ければよくなります。
もしここで外れが出たとしても、その後の賭け金の上昇率はさほどではないので、テーブルリミットに引っかかる可能性は少なくなります。
また、もし分割して当たりが出たら、次の賭け金は残りの12ドルとなり、勝った時には賭け金を減らすというルーレット戦略の基本に忠実な賭け方とすることができます。
ココモ法は分割することでより戦略的になる
ココモ法を分割することにより、テーブルリミットに引っかかるというリスクを軽減できます。
同時に、資金運用を行う戦略性が高まることにもなります。たとえば先ほどの例で、分割した最初の賭け金がどのように増加するのかを見ていきます。
ベット回数 | 賭け金 |
---|---|
7回目 | 9ドル |
8回目 | 13ドル |
9回目 | 22ドル |
10回 | 35ドル |
11回 | 57ドル |
12回 | 92ドル |
13回 | 149ドル |
14回 | 241ドル |
15回 | 390ドル |
16回 | 631ドル |
17回 | 1,021ドル |
本来は17回目は1,597ドルなので、だいぶ少なくなっています。それでも1,000ドルを超えているので、ここでココモ法は破綻します。
破綻を回避するために再度分割することができます。10回目が外れた時点で再分割してみましょう。
9回目:15ドル+7ドル、10回目:20ドル+15ドル
11回目:35ドル+22ドル
この時点で最初に分割した時の残りもあります。
4ドル(7回目)+8ドル(8回目)=12ドル
全部で3つに分割されたわけですが、テーブルリミットに達するリスクを分割することにつながっています。
まず11回目の35ドルの方で賭けて、もし当たりとなれば次は同じく11回目の残りである22ドルを、これも当たれば最後に12ドルを賭けるという流れになります。
このあたりはルーレット戦略の基本である、「当たれば賭け金を減らし外れたら賭け金を増やす」に従うシステムとなります。
あとは外れれば従来のココモ法のやり方で賭け金を増やしていけばよいですし、必要があればさらに分割してリスクを分散させます。
ココモ法を分割するルーレット戦略で偏りのリスク分散をする

オンラインカジノに限らずルーレットの出目には偏りが生じます。ダズンベットにも3箇所のうち当たりが出やすいところと出にくいところが生じるということです。
この偏りに対するリスク分散のため、ダズンベットとカラムベットを組み合わせるルーレット戦略も有効です。
ダズンベットとカラムベットはそれぞれ独立して偏りが生じるので、どちらかのプレイが長引いたとしても、もう片方で利益を確保することが可能になります。この場合にもやはり、ココモ法を分割してテーブルリミットに達することを回避しておきましょう。
2つのベットそれぞれで分割作業をするのは面倒ではありますが、オンラインカジノであればきちんと記録を取りながら実行できます。
ココモ法を分割するルーレット戦略で稼ぐ!まとめ

ココモ法を分割するルーレット戦略は連敗が続いてもしっかりと利益を生み出せる攻略法として、ルーレットとの相性が良い方法です。
オンラインカジノではルーレットの出目には時に長期にわたる偏りが生じることがあります。出目の偏りやテーブルリミットに対するリスク対策を取る形で運用することをおすすめします。
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